最低限必要な化粧品ってなに？
肌をまもるためには、まず洗顔石鹸が必要になります。これは基本中の基本です。
なにはさて置き、皮脂を落とさないことにはニキビや老化の原因になってしまいます。
もちろん毎日です。
つぎに必要なのは保湿用の化粧品です。保湿成分の入った美容液があればじゅうぶんです。「美容液より化粧水のほうが大事じゃないの」と思う人が多いかもしれませんが、化粧水のほうが、美容液より保湿力が弱いんです。理想を言うのならセラミド配合の美容液がベストです。
あとはルースパウダーがあればじゅうぶんです。ファンデーションだとクレンジングが必要になりますが、ルースパウダーだと洗顔石鹸でじゅうぶん落ちますので、肌への刺激が最小限に抑えられます。
季節によって化粧品は買える必要があるの？
化粧品業界では、季節にあわせてタイプの違う化粧品が売り出されます。その度に買い換えていたのではたまったものではありません。
スキンケアでいちばん大切なのは保湿なのです。年間を通して考えなければならないのは、お肌の水分量なのです。
季節にあった水分量を考えなくてはならないので、セラミドなどの保湿成分を含んだ美容液を用意して、暖かい季節は少なめに、乾燥が気になる季節は多めに顔全体に塗るようにします。
それでも乾燥が気になるときは、乳液かクリームで部分的に使いましょう。
年齢にあわせて化粧品って変えていくものなの？
毎年とか２、３年単位で変えていく必要はないと思います。人によっては、「使い慣れているのが一番」「ずっと同じ化粧品だから安心」といった理由で、１０年くらい同じ化粧品を使っていたりします。
気持ちは分からないでもないのですが、肌は年々変化しています。安心だからといっていつまでも同じものを使っていると逆に肌のほうが合わなくなってきます。
そこで年齢にあわせた化粧品選びが大切になってきます。
| 10代 | 皮脂が多いのが特徴
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|---|---|
| 20代 | 比較的安定している。お肌にはハリがあるが、大人ニキビができやすいため油分は避けるようにする。
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| 30代 | 肌の水分量が低下し始める時期です。保水力の高い化粧品に切り替える時期。エイジングケアもそろそろ必要。
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| 40代 | 油分が減少していくので、クリームなどをプラスしていく。
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化粧品の価格ってどうやって決まっているの？
化粧品の価格を決めているのは原材料だけではない
原材料費
普通の化粧品に含まれる原材料などは、何千円もするような高価なものではありません。一部、ビタミンＣ誘導体やセラミドなどの高価なものもあります。
研究開発費
新しい商品やまだ効果の知られていない成分の化粧品を開発する場合は、数年を費やすこともあり、商品の価格に大きく影響を与えます。動物実験や女性の肌に実際に使用して効果を調べたりします。
広告費
雑誌やテレビに広告を出せば、数億円掛かったりします。大々的に広告をうつ商品に関しては生産本数も多いので、実際書く1本ずつにかかるコストはたいした額ではありません。
生産数（ロット）
ブランド効果を高める化粧品は大量生産しない場合があるので、そのような商品は比較的高価なものになってしまいます。大きなメーカーですと一度にたくさん生産するので安価で買うことができます。
パッケージ
化粧品のパッケージもピンキリで、100円くらいから1,000円くらいまでいろいろです。あたりまえですが、既製品のビンなら安価にオリジナルのビンなら高価になります。
商品イメージ
商品イメージで価格を決めてくる場合もあります。ブランド力を持たすために高級感のあるパッケージにしたり、一般的なコスメなら安価に親近感のあるパッケージで展開する場合もあります。それぞれニーズが異なるのでどれが良いのかは一概には言えません。
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